客観的事実として「特定のツボに鍼を打つと、打った場所とは別の特定部位が緩む」という現象が起こります。これにより痛みが消え、可動域が広がり、症状が緩和・消失するわけですが、そのメカニズムはというと、科学的に未解明な部分が多く、鍼灸の流派や学会によってそれぞれに解釈・理論構築されているのが現状です。このツボの作用そのものに焦点を当て、脳科学的に鍼治療の効果を解明しようとする研究が、帯広の北斗病院と(社)整動協会との連携で進んでいます。この研究によって「特定のツボへの鍼刺激は脳の特定部位に作用し、その影響で体の特定部位が変化する」ということが明らかになりつつあります。

当院が採用している「整動鍼(R)」は、開発段階より緻密で膨大な検証・治験が積み重ねられており、整形外科的なものにとどまらず広範囲の症状に対して実績があります。つまり肩こり・腰痛・捻挫・腱鞘炎はもとより、便秘・鼻炎・つわり・生理痛など、体中の症状に対してアプローチ可能なのです。最新の臨床データを全国の実践者が常に共有する整動鍼のネットワークにより、整動鍼の臨床効果と高い再現性は日々進化を続けています。「整動鍼(R)」が受けられる全国の治療院はこちら。

例えば、ある腰痛患者さんの場合を見てみます。 「ホームページを見たんですが、元々持っていた腰痛が最近特にひどくて…」「腰痛ですね。ご懐妊や内科疾患の可能性はありますか？」「いえ、特にありません」「歩くのに支障はありますか？」「何とか歩けますが、朝起きて立ち上がる時が一番つらいです」「わかりました。ご希望の日時はおありですか？」 完全予約制ですので、最初にお電話かお問合せページよりご予約ください「こんにちは、はじめまして。どうぞこちらへ。まずはカウンセリングシートのご記入をお願いできますか？」(訪問の場合)「こんにちは、はじめまして。お邪魔いたします。まず施術の前後に手を洗わせてくださいね。洗面所を使わせて頂きます。その間にカウンセリングシートのご記入をお願いできますか？」「ご予約のお電話の後、腰痛はいかがですか？」「ちょっぴりましになったような気もしますが、そんなに変わらない感じもします」「そうですか。動作としては、どんな動きの時におつらいですか？」 お体の動きや痛み、硬さなどを詳しく確認します。その上で、症状に対応するツボに鍼を打っては変化を確認するということを、ツボ一ヶ所一ヶ所について繰り返します。 ひととおりの変化を得たら、施術終了。お体の状態が鍼治療の前後でどうだったか、生活上どうしたらいいかがわかるアドバイスシートをお渡ししますので、症状の改善・予防にお役立てください。 鍼を打つ部位を出しやすいお着替えはご用意しております。ご自宅でお受けになる場合は脱ぎ着しやすい服装でお待ちください。

一回の治療に100本以上の鍼を使う治療院もあるようですが、当院ではお体に十分な変化が起こった時点で治療を終わります。過剰な刺激は却って治療効果や改善速度を低下させ、お体にも負担になってしまいますので、本当にこの動画のように「鍼一本」で終了することもあります。 【動画内容】 症例１：右肩屈曲時のつっぱり感 右スネへの刺鍼→症状7割減 症例２：右ふくらはぎのもみ返し・むくみ 右後頚部への刺鍼→疼痛消失・緊張緩和 症例３：左腰部の不明瞭な箇所の痛み・違和感 左の足の甲への刺鍼→症状消失